2013年9月20日金曜日

十五夜


十五夜だそうです。確かにここ数日空が澄んでいて月が良く見えました。
台風が去った後は穏やかな天気が続いています。

Orbea sp.
RSA, 8 km NW Kasouga
IB10822

最近何度も登場しています。夜間は20度を切ることが普通になってきましたが、ガガイモはまだまだ成長期。先日の台風の後は、乾燥した晴れの日が続いています。太陽高度も変化していますので、棚の奥に日が当たるようになりました。夏場に遮光下で管理していたガガイモは焼けないように注意が必要です。うちでは、強光が平気な植物を前に置いて遮光。そして西側の遮光ネットはまだ外しません。日照時間が短い置き場では、そこまで気を使う必要はないかも知れませんが。

Brachystelma filifolium
RSA, Nelspruit

今年も元気に生長し、花を咲かせてくれました。ずっと直射日光下です。今年はカイガラムシもハダニも付きませんでした。どういうわけか、うちのブラキステルマの中で、本種が最もよく生長します。芋の直径が購入時の2倍くらいになっています。他のブラキステルマと比べ、茎も葉も硬いです。そして花も属中では異質。


この花を正面から撮ったのはかなり久しぶり。ガガイモとは思えない、お菓子のような甘い香りがします。
左、6角の花を見つけました。通常、ガガイモの花は5角(五芒星)ですけど、稀に4角や6角の花が咲きます。


Huernia oculata

こちらはフェルニア。珍しい7角でした。初めて見ました。さすがに7角形というのは歪です。

Aloe florenceae

マダガスカルの小型アロエ。台風前、植物を取り込んだ際に久々にじっくり観察しました。如雨露でなんとか灌水できるくらいの、ベランダの奥の方(でも日当たりは良い)に置いているため、あまり観察していませんでした。数年前は単頭だったので、随分立派に生長しました。でも何年も花が咲いていません。黄色い綺麗な花、また見たいです。

Gymnocalycium ragonesii

ギムノ最小種。初夏に急に膨らみ、真夏も調子が良かったです。昨年は1年中萎んでいました。強光で萎縮し、さらにネジラミの被害にも遭い、根をすべてカットして養生させていたのです。ネジラミはサボテン購入時に入り込んで蔓延し、駆除に手こずりました。今年は薬剤の連続散布で全サボテンのネジラミを根絶できたと思います。ただ・・・油断はできませんので、冬になる前にもう一度散布します。


これが昨年の様子。もう生きてるのか死んでいるのかわからないですね。実際相当弱っていて危険な状態だったと思います。ただ、ちょっと押してみると根が張っている感触がありました。根を切って養生させるときは、用土の上半分を殆どゼオライトにしています。約1年半もの間、こんな状態でした。


遮光ネットは必要ですね。今年は、しっかり遮光して栽培しました。微かに緑が見えるくらいが無難。


花は咲かなかったものの、夏に複数仔吹き。親株はサイズ的にもう成株なので今後群生するのでしょう。


台風が去った直後の夕日。今回の台風はなかなか強力でした。西日本では大雨。各地で竜巻らしき突風も発生していました。梅雨前後の局地的豪雨、8月中旬の異常な高温など、やはり今年は荒れた気象現象が多い。冬はどうなるでしょうか。