2015年6月13日土曜日

2015年6月上旬

Euphorbia cremersii

夏型植物の調子がどんどん良くなっています。といってももう梅雨入りしてしまったようで、今後は屋根無し置き場の植物を移動する手間が増えそうです。マダガスカル産ユーフォのE. cremersiiは今年も無事に目覚めてくれました。本種はそれほど日照を必要としないため、管理しやすいです。逆に晴れの日は遮光下で葉が焼けないように作っています。タコ物なんかと一緒に置いておくと焼けてしまいます。それと、葉が非常に薄く、ちょっと尖った物に接触するだけですぐ破けたり傷がついたりします。実は今年既にやってしまいました。もちろん傷口からは白い液体が染み出てきますのですぐにわかります。

2015年7月、本種にハダニが付くことがわかりました。初めての事で驚きました。早めに見つけられたので何とかなりましたが、放置すると結構大きな被害になりそうです。注意が必要だと思います。

Operculicarya decaryi (写真中央)

雨上がりの朝。植物を南向きの屋根無しフラワーボックスへ再配置しているところです。Operculicarya decaryiはゆっくり生長中(頂き物で、2013年の春先播種の実生苗)。強光で葉が黒っぽく染まっています。前述のE. cremersiiなんかをここに置いたらだめになるだろうな。

南向きフラワーボックス

配置が決まってきたところ。晴れの日が続けばあまり配置をいじることはありません。天候が不安定な今の時期はけっこう動かします。急に風が強くなったりもするので、背の高い植物は周囲にほかの鉢を置いて倒れないようにしたりもします。でも今年は昨年までと比べ、今のところ穏やかな天気が多いような。まだ雹も降っていません(これから荒れるのかな…)。写真をパソコンのディスプレイで見て、フェンス内側の汚れに気付きました…。


Larryleachia cactiformis
Namibia, South Africa
(ex EXOTICA Nr.16366)

日照量が安定しないと形が崩れやすい印象です。昨年はちょっと伸び気味になってしまったため、今年は一番日当たりのよい場所に置きました。まだ気温が低めなので無遮光で栽培中。茶色になっています。


Euphorbia fanshawei
Zambia

花が終わり、枝が出てきました。毎年、今の時期の新しいトゲが楽しみ。蛍光に近いような鮮やかな赤色で、ツルツルとした質感。トゲが密集しているところも良い。ユーフォは季節によって姿が変わるものが多く楽しいです。


Pseudolithos migiurtinus

蕾がついていますけど冬に根が枯れてしまい、まだ十分に根が出ていないと思われます。乾燥気味で管理中。右のピンボケしている株は交配種です。しかし球状のPseudolithosは価格が安定しませんね。安く手に入るときもありますが…。


白い月