2012年12月30日日曜日

Flesh fly and carrion flower


 

 

 



Matelea cyclophylla

上記の写真は9月頃に撮ったもの。一番たくさん開花していた時期です。ニクバエがやってきて、ガガイモの花を物色していました。特にマテレアの花に夢中で、近寄っても逃げず、鉢を家の中に移動しても追いかけてくるほど。あまりにも無防備だったので、動画も撮り放題でした。
この前、動画をふと見返していたら、ハエのある行動に気付きました。
Youtubeに動画をアップしたのでご覧ください(HD、全画面表示推奨)。
1:50あたりまで飛ばしてもok

 

虫が苦手な人は見ないように

2012年11月7日水曜日

Stapelia hirsuta 'Michell's Pass'

 

 

 

 


Stapelia hirsuta 'Michell's Pass'

西ケープ州、ミッシェル山道の個体と思われるStapelia hirsutaです。
スタぺリアらしいゴージャスな花。見かけによらず無臭です。
大型で良く増える強権種だと思います。
ガガイモの花が苦手だという方がいますが、この花は特に嫌なんじゃないかなと思います。ガガイモの花の毛は、多肉の葉に生えるようなかわいらしい毛とは違いますよね。

2012年9月18日火曜日

Brachystelma buchananii

Brachystelma buchananii Central & East Africa

ブラキステルマの雄、Brachystelma buchananiiが開花しました。生息地はCongo、Malawi、Zambia、Tanzania、Zimbabweなど。本属の中では、最も広範囲に分布する種のひとつです。また、東アフリカのブラキステルマの中では最も大型であると言われています。ある地域では塊根部の樹液を傷の治療に用いたそうです。そのためか、Brachystelma magicumというシノニムがあります。


この株、塊根は直径5㎝強とそれほど大きくはありませんが、今年は肥培を心がけたせいか、葉が大きくなりました。ちょっと不気味です(鉢は4号深鉢です)。採集個体のスケッチを見る限り、自生地ではこのような姿ではないと思います。


いろいろな文献に、「花は牛糞の臭い」との記述があります。鳥類や哺乳類の糞尿の臭いに近いのは確かです。とにかく嫌な香りで、B. megasepalumのそれに近いです。花の構造もB. megasepalumに似ています。どこが似ているかと言うと、花の中心で重なっている部分ですね。この部分は「horn」と呼ぶそうな。




Hoyaのような花序です。


私が栽培しているブラキステルマの中では例年萌芽が一番遅く、異質な存在です。
本属では最も長く栽培している種ですが、正常に(健全に)開花したのは初めて。本種、特に弱いわけではないと感じますが、状態の悪い採集株が流通することが多いです(というかそういうのがほとんど?)。輸入時にはもうかなり弱っていて、枯れながら咲くようなこともあります。B. maritaeなども同様ですね…。
挿し木ができるという情報があります。機会があったら試してみようと思います。


Albers, F. & U. Meve. 2002. Illustrated Handbook of Succulent Plants. Springer Verlag.

P. Siro Masinde. 2007. A revision of Brachystelma Sims (Apocynaceae: Asclepiadoideae-Ceropegieae) in East Africa. Kew Bull, 62: 37-84.

Bihrmann's CAUDICIFORMS
http://www.bihrmann.com/caudiciforms/subs/bra-buc-sub.asp

Asclepiad-exhibition
http://www.asclepiad-exhibition.org/Notes_Brachystelma_b-l.htm


2012年9月14日金曜日

Stapelia sp. ; Angola, near Caraculo

Stapelia sp. ; Angola, near Caraculo

小型のスタペリアです。今朝、家を出る前に開花しているのを見つけました。花の直径は2㎝ほど。



花茎は立ち上がります。


新種なのでどんな花が咲くのか分かりませんでした。変な花が咲いたらいいなと思っていたのですが、上品でかわいい花でした。花弁は檸檬色。中央部はリング状に桃色に染まっています。鮮やかなオレンジ色の副花冠も綺麗ですね。しかし、やはり、檸檬色でも甘い香りはしません。昆虫の体液のような香りがします。具体的に言うとカメムシの臭いです。やっぱりなのか・・・・と、複雑な心境になる半面、何故か安心しました。


どんな性質かわからないので背の高いコーデックスの陰に置いて遮光していましたが、おそらく強光でも大丈夫でしょう。でもこの花だったら赤い茎より緑の茎の方が似合うと思うので、遮光しています。まったり育っているスタペリアでした。

2012年8月20日月曜日

Rhytidocaulon splendidum; Yemen, Type Locality

Rhytidocaulon splendidum Yemen, Type Locality

数日前からリチドカウロン スプレンディダムが咲いています。直径1㎝ほどの小さな花です。大体一日で萎んでしまう上に、茎が曲がっているため下に向かって咲く花が多くて写真が撮り難いです。茎が曲がっているのは萎れているわけではありません。



「Rhytido」はギリシャ語で「しわ」や「ひだ」の意。「Kaulos(caulon)」は茎。
Asclepiad exhibition

splendidumはsplendidに由来しているのだと思いますが、「華やか」や「輝く」、「立派」といった意味でしょうか。

R. macrolobumのような強健種ではないと感じます。梅雨時期は水を少な目に。夏~秋はしっかりと遮光(特に秋口の晴天は要注意)。

2012年8月11日土曜日

Huernia oculata


Huernia oculata

個人的にかなりおすすめのガガイモ、Huernia oculataです。お椀のような合弁花に白と黒(濃い茶色)のハイコントラストな配色、フェルニアの中でも異色でしょう。


本種、フェルニアの中では割と茎が大きくなります。4年程前の茎が未だに現役で活動しています。


最初の2輪が咲いてから、無数に花が咲きました。2012年は今までで一番多く咲きました。一つ花芽が出ると、そこから花茎がいくつも付き花を咲かせます。
昨年、Huernia namibensisというoculataによく似たフェルニアが流通しました。 花冠中心部の色が異なりますが、大変よく似ています。sakさんのブログに掲載されています→Bizarre Plants


H. oculataの花は非常に脆く、軽く引っ張っただけで裂けてしまうことがあります。生物の皮膚のような感触。