PV1831, Isalo, Madagascar
1、2枚目の写真が座敷飾り系のカラーリングになっていますが…マダガスカル産の植物です。今年は例年と比べ、梅雨明け~秋にかけてのガガイモの開花がいまいちで、なんだかなあと思っていましたが、11月後半になってからこのCynanchumが咲いてくれました。おそらくガガイモでは今年最後の開花でしょう。ガガイモといっても、Cynanchumは多肉植物として流通する大多数のガガイモ亜科とはちょっと違うグループで、Apocynaceae - Asclepiadoideae - Asclepiadeae - Cynanchinae - Cynanchumと分類されています。キナンクムのように白い液汁を出すグループは、カイガラムシ(ワタムシと呼ばれているアレ)があまり付きません。Fockea(Fockeeae)も同様ですね。カイガラムシが好むHuerniaやStapeliaなどのCeropegieaeは、液汁が透明です。
このC. macrolobumは、ナンバーが付いていて、Isalo産とのことです。「Isalo」はAnkotrofotsyの少し北にあるIsaloのことではなく、イサロ山地を指しているようです。C. macrolobumはRanohiraで採集された記録がありますし、イサロ山地周辺に分布するという記述も見かけます。Ranohiraの周辺は、乾季に最低気温が10℃程になることもあります。春~秋は昼過ぎから夕方まで直射日光下で栽培しています。土が乾いたと感じたら灌水する程度。乾燥にもよく耐え丈夫です。
このC. macrolobumは、ナンバーが付いていて、Isalo産とのことです。「Isalo」はAnkotrofotsyの少し北にあるIsaloのことではなく、イサロ山地を指しているようです。C. macrolobumはRanohiraで採集された記録がありますし、イサロ山地周辺に分布するという記述も見かけます。Ranohiraの周辺は、乾季に最低気温が10℃程になることもあります。春~秋は昼過ぎから夕方まで直射日光下で栽培しています。土が乾いたと感じたら灌水する程度。乾燥にもよく耐え丈夫です。
Rauh M 987 (1959) Cynanchum macrolobum
http://wrhp.hip.uni-heidelberg.de/scriptorium/entry/?2299
A Catalogue of the Vascular Plants of Madagascar @ efloras.org:
Cynanchum macrolobum Jum. & H. Perrier
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=12&taxon_id=250069546
Wikipedia:Cynanchum
http://en.wikipedia.org/wiki/Cynanchum
Wikipedia:Cynanchum macrolobum
http://en.wikipedia.org/wiki/Cynanchum_macrolobum