2013年10月8日火曜日

Caralluma turneri, PH 1432


Caralluma turneri
PH 1432
Ethiopia, 3 km SSE of Dire Dawa

エチオピア産の珍しいカラルマです。蕾は何度も見ていたのですが、なかなか(3年間)開花しませんでした。今年も咲く寸前で花が落ちてしまうのを繰り返していました。最近になっておそらく今季最後の花柄を伸ばし、開花に至りました。


茎は硬くて軽くて、プラスチックのようです。よく日に当てると模様が浮き出ます。外皮が分厚い印象。フェルニア等に比べ、そう簡単には日焼けしません。が、先日のC. moniliformisと同じ環境では少し厳しいようでした。そして、遮光すると簡単に伸びると言うほどのものでもありません。遮光下(ネット)で栽培している株もありまして、模様は出ないものの瑞々しい緑色に育っています。


2.5号鉢。3年程栽培してこのサイズですから日照強めで栽培していたとはいえ生長は遅いでしょう。



こんな薄くて貧弱な花弁です。風が吹くとひらひらと揺れます。花は2日ほどで落ちてしまいます。


この写真は、部屋の中で撮影。部屋の中にもよく日が入るようになりました。Caralluma turneriは、もう一つナンバー違いの個体を栽培しています。そちらも、何度も咲く気配があったのですが、未だに開花せず。茎の見た目は同じなので、札落ちしないように注意しています。