SIGMA DP2xで撮影
Euphorbia Hybrid
E. venenifica x E. gymnocalycioides
Thailand
昨年タイから接ぎ木苗を輸入しました。タイで多肉が人気なことは各所で耳にしておりますが、こんなマニアックな交配種まで作ってるんですね。こいつはフランコイシー交配種のように派手な感じでもありませんし。しかも、3~4年前には既に存在していたようです。生長期には楕円形の小さな葉が生え、ちょっとサボテンのMaihueniaにも似た姿です。性質はまだよくわかりませんが接ぎ木なのでそう簡単には枯れないはず。本属では久々の新入り。春からの生長に期待します。
Rhytidocaulon splendidum
Yemen, Type locality
ご覧の通り、鞘ができています。昨年秋頃、ハエが花粉を弄っている瞬間を見ていますので、ある程度予想はしていました。鞘は3週間でもう5㎝程になりました。本種はあまり強い日照を好まないようです。風があればそれほど気にしなくてもよいのですが、メジャーなR. macrolobumと同じように扱うと傷んでしまいがち。それにしても、ブラキステルマをはじめとして、昨年からガガイモが良く結実しています。他にも期待できるものがいくつか。
Deuterocohnia brevifolia
( Abromeitiella brevifolia subsp. chlorantha )
Northwest Argentina / South Bolivia
2枚目にも写っている地性ブロメリア。発根してしまえば、多肉より乾燥に強いと感じることもあるほど。妙に存在感があって好きなんですよこれ。枯れた下葉が露出している姿もなかなか良いなあと思いました。斑入りもあるそうです。うちの株は通常タイプだと思うのですが、時期によっては曙斑のように見えることがあります。5号くらいあった親は放出しまして、これは挿し木した株です。もうしばらく小さい鉢で栽培できそうです。
Aristolochia salvadorensis
El Salvador / Guatemala
Aristolochia salvadorensisの名で入手。A. salvadorensisはA. arboreaのシノニムとされておりますが、花は違うみたいなんですよ。しかしこれ、開花させるためには相当大きくしないといけないのでは・・・。本種は灌木になるそうなので、蔓がごちゃごちゃになるという事はなさそうですが、既にうちの植物で一番大きいです。多肉ほど日照を必要としないので、置き場所はなんとか確保できています。夏は北向きの玄関前、それ以外の季節は室内の明るい場所で栽培。夏の玄関前栽培時、コツチカメムシやゴミムシなどの様々な虫が用土に潜り込んでいましたが、特に調子を崩すことはありませんでした。コツチカメムシは最初見つけた時、有名な黒い害虫かと思いました。ヨトウガが来なかったのは運が良かったのかな。
Othonna cacalioides
Namibia / RSA
オトンナの中ではあまり流通しない種です。昔は現地採集株が入ってきたそうです。この株は数年前にオークションで入手。日本で実生している方がいらっしゃるので、少しずつですが入手しやすくなっています。今年は堅作りを心掛けて栽培していまして、ただでさえ生長が遅いのにさらに遅くなっています。このペースですと、向こう3年くらいは2.5号で栽培できそうです。
大雪から数日後の池の氷。周辺の木から雪がたくさん落下したためか、氷が分厚くなっていました。関東平野で、特にアパート住人の多くは、私も含め雪かきの道具を持っていないわけで、除雪が大変でした。
ちょっと早いですが、先日、梅の花を見てきました。雪によるダメージはそこそこありましたが、元気に咲いています。 http://www.flickr.com/photos/95180587@N03/sets/72157641388965284/ 三脚&マクロレンズや望遠レンズで撮影している方が多い中、DP2xで撮影してきました。
SIGMAが「dp Quattro」を発表しました。第一印象は、「防波堤」。この発表がきっかけで、あまり活躍の機会が無かったDP2xをよく使っています。私は小さな植物を撮影する事が多いので、次にDPシリーズを買うとしたら3になると思います。でもDP2xを使っていると、2の画角もなかなか良いと思えてきます。どうしても引き気味の構図になってしまうので、狭い部屋の中で小さな植物を撮影するのには向いていないかもしれませんが、そこであれこれ考えるのが楽しいのです。