2014年3月23日日曜日

2014年3月下旬

Rhytidocalon macrolobum
Rhytidocaulon splendidum

リチドカウロンの鞘が大きくなってきました。このサイズだと、一度に採種できる数はそれほどでもないでしょう(どちらも2.5号鉢)。春~秋にできるだけ苗を大きくしたいので、4月中に播種したい。ガガイモは結実から採種までに数か月かかることがほとんどで、結実した状態で冬になった場合はある程度の加温が必要です。

Brachystelma chlorozonum
RSA, Mapumulo

こちらも結実中のガガイモ。1月下旬にカイガラムシが発生してしまい、薬剤散布を施しました。その後、葉が萎れてきたためすぐに根を確認。案の定腐り始めていました。薬剤散布のため部屋の隅に一週間ほど置いたのが間違いでした。室内でも場所によって温度差がありますからね。大きく深さのあるトレー(衣装ケース等)を棚の上段(元々鉢を置いていた場所)に置き、その中で散布するべきだったと思います。これで下段への虫の移動もなくなると思いますし。現在、根からは殆ど水を吸えないものの、茎は割としっかりしていまして、写真のような状態を維持しています。もっとひどいと葉が黄色くなって落ちていきます。新しい根は1本だけ確認。

Monadenium pseudoracemosum
Central Africa

最近、トウダイグサ科の植物がよく開花しています。本種は葉の模様が美しい小型モナデニウム。花も独特です。塊根もあります。よく見ると、花冠周辺の葉に模様が見えます。これは「苞」という部分だったかな。

Euphorbia decepta
RSA, Aberdeen

昨年、数年ぶりに植え替えをして現在3号鉢。ちょっと肌が汚れていますが、全体的には良い感じです。この手のタコモノはもっと入手したいのですが、なかなか売ってないのです。以前は、デセプタやアストロフォラが国内で安く手に入りました。あの頃にもっとたくさん買っておけばよかったと若干後悔しています。

Agave 王妃雷神

以前、王妃雷神の黄中斑として記事にしましたが、どうも黄色があまりはっきりしません。半黄というのが正しいかなあ。どうやら、小さい時には黄色がはっきりしていて、大きくなると白に戻っていく株がそこそこあるようです。昨年は葉先の陥没が皆無だったのに、最近2か所に発生。まあこの陥没を完全に防ぐことは難しいでしょう。これからの時期、戸外管理に移行したらもっと調子がよくなるでしょう。

明日から暖かくなりそうです。ぼちぼち良い季節になってきました。