2014年4月17日木曜日

2014年4月中旬

過ごしやすい季節になりました。一方、日の入り方が変わったため、室内窓際の日当たりが悪くなってきました。生長モードの夏型植物を室内に置いておくと伸びてしまうので、日中だけ外に出しています。

Monadenium reflexum
SE Ethiopia / NE Kenya 

この株、最近ツイッターにもよく画像をアップしています。葉がシャープになってきました。まだ小苗の葉だと思いますが、4~5年前はもっと丸くて肉厚な葉だったのです。大きくなると細長い葉になってしまうそうです。本種、どうも暑さが苦手なようで、最も調子が良い時期は春です。今の時期は遮光不要で、紫色に染まる葉が楽しめます。真夏は遮光が必要となります。そういえば、まだ背が低いのに、細い葉の個体を見かけることがありますが、それはもしかしたら挿し木したものなのかもしれません。あるいは、別のタイプという可能性も。

Brachystelma filifolium
RSA, Nelspruit

うちでは古株のブラキステルマ。購入時は直径4㎝程度の芋でした。年々大きくなって、現在直径8㎝はあると思います。昨年度の冬は、4ヶ月ほど完全に断水して室内に放置していました。少し前に掘り起こしてみたら、煎餅のように薄く皺だらけで、ちょっと焦りました。土を湿らせたら1日で膨らみ、さらに灌水したところ、写真のような状態になりました。このサイズになるとさすがに安定します。

Pachypodium makayense
Madagascar,  Makay

輸入株。この株は未開花で、今年も咲く気配がありません。 輸入直後は発根までに1年以上かかったものの、定着してからは順調です(落下させる大失態はありました...)。以前の写真と比べると相当肥えたので、今度比較できる写真を載せてみます。ちなみに3号鉢に植えています。小さいです。

Brachystelma vahrmeijeri, Bicolor flower

いくつかのブラキステルマが開花を始めています。この個体、普通のB. vahrmeijeriと違い、花が赤と緑の2色なのです。昨年の夏、芋が日焼けで陥没してしまいました。風で表土が飛び、芋が露出したところに直射日光が当たったのです。生育に支障は無いようなのですが、きれいな芋だったので残念。

Brachystelma vahrmeijeri
RSA, Makhathini

こちらは、よく見かける普通の個体。黄色~薄い緑色の花です。他種と比べるとかなり地味。