2014年4月23日水曜日

Brachystelma gracile, Zimbabwe

 Brachystelma gracile
Zimbabwe

地味なせいかあまり撮影したことがありませんでした。花は長さ1.5㎝程の鳥籠型で、裂片は緑色、花冠中心部は臙脂色~黒色。無臭です。稀に茶色やピンク色の花もあるようですが、本属の中では地味な部類ですね。茎も葉も学名の通り細長いです。茎は、日照が不足したり、逆に日が強すぎると真っ直ぐに立たなくなってしまうことがあります。若干遮光した方が無難だと思いますが、うちでは今の時期、直射日光下で栽培しています(芋は深く埋めています)。本種と似たタイプのB. filifoliumは、毎年常に直射日光下で栽培しています。芋が小さい頃は真夏の直射でぐったりする事もありましたが、ある程度のサイズになってからは直立し続けるようになりました。このB. gracileも、ずっと直射で栽培できると楽なのですが。


開花直後の花。


開花して数日後の花。強い光に当たったせいなのか、開花して数日経つと自然にそうなるのかわかりませんが、赤味を帯び、裂片が弛んできます。


今のところ、直立しています。




4月下旬に入り、ガガイモの調子が上がってきました。そろそろ頃合いかと思い、ラフィオナクメやブラキステルマを播種しました。秋や冬にガガイモを蒔くという方もいらっしゃいますが、うちでは本来の生長期に合わせて蒔かないと大体失敗してしまいます。ガガイモの実生苗1年目は、温暖な季節に一気に生長させ、休眠に備えるようにしています。夏にダメになるパターンも結構ありますが…。