Gymnocalycium bodenbenderianum
快竜丸
先日、ベランダをうろうろしていたら、快竜丸に立派な刺が生えているのを見つけ驚きました。いや通常は、刺があって当たり前のものですが、この株は3年以上沈黙していまして、そりゃもう刺落ちどころの話ではなかったのです。まだ本調子ではないでしょうけど、少しずつ快方に向かっている模様。この間まで続いた雨と、湿っぽい空気が良かったのかもしれません。この株はおそらく強刺タイプで、強い光を嫌う割に図太い刺が生えます。このような刺が太いタイプは「怪竜丸」と表記されてきたようです。快竜丸には複数タイプがあるようですが、タイプを区別して販売されることは稀ですね。
これは先月の写真で、まだ新しい刺は生えていません。そもそもこんな肌になってしまった原因はというと、おそらくですが直射日光(高温)です。もう何年も前の事なので忘れかけていますが、肌の色が悪くなったので、日焼けしたかな?と思っていたら、いつの間にかこんな状態になっていました。養生中は灌水量を減らし、十分遮光した場所に置いていました。年々、少しずつ新しい表皮が広がっていくのがわかりました。今春からは、念のため微量要素を含む肥料も導入。ギムノは、一度こんなふうに傷んで拗れてしまうと、持ち直すまでかなりの時間がかかりますね。
Copiapoa cinerea
PV2402, San Ramon Valley
2013年12月播種の実生苗。少しサボテンらしくなりました。このナンバーの株をネットで検索してみましたが、写真は見つかりませんでした。ただ、C. cinerea v. albispinaという情報がありました。ということは、白刺黒王丸でしょうか。今夏に数は減るでしょうが、少しは生き残ってほしいものです。余談ですがPVナンバーはチェコのPetr Pavelkaさんに由来します。この方からマダガスカル産のガガイモを購入したことがあります。
銀冠玉
今年も開花が始まりました。毛や疣に特徴があるわけでもない、地味な個体です。この淡い色とふわふわな質感、丸いフォルムがかなり気に入っています。年中どこに置いていても伸びもせず拗れもせず割と元気で、抜群の安定感です。ただ、銀冠玉の割にあまり白くありません。白肌にするには環境を変える必要がありそうです。まあ今のままでも十分気に入っているので現状維持かな。ところで銀冠玉の学名は、これでよいのかな。
Copiapoa dura
銅羅丸
ドゥラも調子が上がっています。だんだん管理のコツがつかめてきました。これまで、間延びを危惧して年中乾燥気味で栽培してきました。結果的に刺の密度は高くなりました。しかしそれでは、なかなか太い刺を維持できません。日照条件の良い時期は、灌水頻度を上げて一気に生長させてやった方が良さそうです。メリハリをつけた管理を心掛けていこうと思います。本種は、フレーム無しのベランダ栽培においては、風がよく吹いているせいか強い日照でも問題ないようです。もし2本目があったらギムノのフェロシオールと似たような管理で栽培してみたいです。
参考にさせて頂いたページ
趣味のサボテン:怪竜丸
http://www7.plala.or.jp/sentarosan/133kairyumaru.html
趣味のサボテン:快竜丸B
http://www7.plala.or.jp/sentarosan/207bodenbenderianumB.html
ギムノ フォト プロムナード:Gymnocalycium bodenbenderianum ( 怪竜丸 )
http://tytsks.blog39.fc2.com/blog-entry-276.html