2014年8月20日水曜日

2014年8月中旬

埼玉県、今年の夏も暑いですが、昨年一昨年と比べたら過ごしやすいかもしれません。最も暑い時期に天気が崩れたせいでしょうか。しかし体調が悪くて(腰痛)、どうもやる気が出ず、せっかく採種できたRhytidocaulonBrachystelmaの種子を放置しています。本当は、すぐ蒔いた方が良いのですが。8月中には播種したいです。今週末にでも。



Huernia oculata

生長が遅くあまり増えませんが(うちだけかも)、4号鉢が必要になったので株分けをしました。植え付け後も順調。購入時(2008年頃)からある茎が未だ現役です。Huerniaにしては長生き。ところで、瀬川弥太郎 監修 『趣味の多肉植物』青人社(1969年)によると、H. oculataには剣竜角や馴鹿角、黒盃角などいろいろな愛称があったようです。現在も割と使われるのが剣竜角という愛称なのですが、私は黒盃角を推します。



Brachystelma sp. aff. lancasteri
Tanzania, Ruvuma Province

度々写真をアップしていますが名前がはっきりしない種。Focke Albers、Ulrich Meveのガガ本を読む限りでは、B. richardsiiの可能性が高いのではと思っています。ここ何年かで芋が大きくなったので、今年は軽く埋める程度にして鑑賞しています。そのかわり、南向き直射ゾーンには置けないので(芋が傷むので)、遮光ネットを張ったベランダの一角に置いています。


Stapelia sp.
Angola, near Caraculo

アンゴラ産の小型Stapeliaで、花柄が立ち上がり上向きに咲きます。数年前に2株購入したうちの1つ。この株の開花は今年が初めてです。以前咲いたもう一つの株と、若干花の色が違いました。もう一つの株は知り合いに譲渡したので手元にありませんが、一度花を並べてみたかった。カメムシの発する悪臭に近い香りです。この花の周囲を、クロオビハナバエ♀のようなハエが飛んでいました。余談ですがハエの同定はとても難しいそうで、実は素人が見てもなかなかわからないのだそうです。