Caralluma adscendens
インド~サヘル諸国までの広範囲に分布するカラルマ。変種が複数あったり、花のバリエーションも豊富です。この個体も、変種に分類されているものかもしれません。性質は強健です。春~秋は一番日照時間が長くなる場所に置いています。冬も室内管理で問題なく越せています。カイガラムシだけが厄介。
Rhytidocaulon macrolobum ( R. ciliatum? )
RH625
Yemen, Al-Barh, 50 km W of Taizz
Yemen, Al-Barh, 50 km W of Taizz
今年はRhytidocaulonの種子を採種しましたが、やはり種を作ると負担がかかるようで、動きが鈍っている株があります。写真の株は、鞘が小さいうちに落ちたりしてまともな種子が採れなかったせいか、調子を崩すことなく今年も開花を続けています。Rhytidocaulonは株によってまったく姿が違うので面白い。尚、この株はR. ciliatumとして入手しています。花はR. macrolobumにしか見えませんが、ラベルが正しければR. ciliatumになるのでしょうね(E社から購入しましたが、ガガイモに関してはラベル通りか怪しいものが多い…)。R. ciliatumは、裂片の縁に房がびっしり生えた花を咲かせるものだと認識しています。しかし、それが特異個体で、R. macrolobumのような房の少ないタイプもいるのかもしれません。ですのでラベルは保管しています。
Brachystelma circinatum
RSA, Pretoria
今年二回目の開花。花数もそこそこです。夏にここまでたくさん開花したのは初めてでした。一斉に咲くと本当に美しいです。今回の開花で新たな発見がありまして、この花にも小さなハエの訪花行動が見られました。そのハエは、RhytidocaulonやCarallumaの花によくきていたハエとおそらく同じです。種が採れる可能性があるかもしれません。
遅くなってしまいましたが、8月25日にRhytidocaulon三種とBrachystelma chlorozonumを播種しました。