2015年8月7日金曜日

Raphionacme bingeri, Zambia

Raphionacme bingeri
Zambia

ザンビア産のラフィオナクメ。6月下旬から7月にかけて開花。本種、Ernst Specksから「最も美しいラフィオナクメ」と評されていました(2014年8月の更新にて)。まあこれは好みの問題ですが、確かにラフィオナクメとしては大輪。花冠裂片はピンクと紫の中間のような色。太陽光下のような明るい場所で見るとピンク色に近いです。

ガガイモとしては、あまりひねくれていない花だと思います。

塊茎は殆ど埋めています。写真撮影時は土を少し取りました。塊茎を露出させる場合は、高温で傷まないように台所用のネットを何枚か重ねて被せています。

これは直射日光下で撮影。触手のような部位は副花冠でしょうか?

今のところ害虫の被害なし。本属は、多肉愛好家に人気のガガイモとはちょっと違う系統で、Periplocoideae - Gymnanthereaeに分類されています。Ceropegieae以外のガガイモは害虫に強いものが多いため、あまり神経質にならずに付き合えます。ただ発芽して間もない苗にはカイガラムシが付くようです。



最近暑くて、写真を撮るのもブログを更新するのも億劫です。夜間気温が25℃を下回ってくれたら、かなり楽になるんですけどね。関東平野部は毎日のように熱帯夜です。今夏は夕立も少ない。そして、夏はこれだけ暑くなるというのに、冬は凄く寒いわけで…。来週からは少し涼しくなるかな…?

Raphionacme splendens subsp. bingeri (A.Chev.) Venter