2013年8月7日水曜日

Ficus abutilifolia

Ficus abutilifolia
Central,South-East Africa

関東は、今日から本格的な夏が始まったのでしょうか。これからしばらく、朝9時頃には既に30℃あるような日が続くのですね。多肉植物はちょっとぐったりしている株もありますが、フィカスやボンバックス、ヤトロファ等の灌木グループは、概ね調子がよくなってきています。この、Ficus abutilifoliaは、有名なFicus petiolaris(メキシコ産)によく似ていますが、アフリカ原産です。ほんとにそっくりですね。Ficusは剪定するのも良いのですが、この株は直幹のまま、盆栽の様に育てています。2.5号に押し込めているせいか、殆ど背が伸びていません。


夏になると、気根がうじゃうじゃ出て、鉢の周囲にへばりつきます。「ルビー根」とはいきませんが、これにも観賞価値があります。East African Plantsに、現地の素晴らしい写真が載っています。大きな岩にへばり付いている様子がとってもかっこいいです。小さな鉢じゃあんな風にはなりませんね。


葉柄が赤く染まっています。


もちろん実生苗なので、塊茎はしっかりと太っています。強剪定しても面白いと思いますけど、締めて作ると意外と背が高くならないので、そのままです。

ところで、F. petiolarisの種、売ってないですね。手に入るようなら実生したいです。