2014年10月30日木曜日

2014年10月下旬

Pelargonium carnosum

最近は、朝、大半の植物を外に出し、夜に室内に取り込む生活が続いています。今日は休みだったのでずっと植物を観察したり植え替えたりしていました。こういう日は久々です。冬型植物は一月ほど前から動き始めました。このP. carnosumは、成長点が潰れたりしつつも何年もしぶとく生き残っています。今年の春には花芽を出したものの開花までいたりませんでした。そういえば、私はペラルゴニウムを開花させたことがありません…。

Haworthia sordida
Kirkwood

今日、Twitterでもアップしましたが、H. sordidaが活発になってきました。でも写真の株はまだ本調子ではありません。H. sordidaは栽培が難しいわけではないのですが、とにかく生長が遅いです。本種は、どの産地の個体も、葉の色や質感はもちろんですが、形が良いなあと思います。葉のカーブが野生的というか動物的というか。

Pelargonium appendiculatum

数年前に頂いた実生苗。当初はかなり小さくて、豆粒みたいでした。現在の芋は確認していませんが、分頭もしているようですし、けっこういいサイズになっていると思います。葉は見た目通り、触るとふわふわした感触です。強健なのですが、これも開花しません。ペラルゴニウムは一定期間寒さに当てないと開花しない…という話を耳にしたことがありますが、うちでは夜間の気温が高すぎるのかな。同じ冬型植物のオトンナはよく咲きますし、今まで通りの管理でよさそう。ペラルゴニウムだけはもうちょっと寒さに当ててみようかな。

Rhytidocaulon macrolobum

開花しているもののあまり状態がよくない株です。今年は、採種してからどうも調子が悪く、ほとんど動きませんでした。でも花はぽつぽつと咲かせています。上層を硬質赤玉にした鉢に支柱を立てて植え、養生中。
今年9月頃、種子が新鮮なうちに蒔いてしまおうと思い、リチドカウロンの播種を行いました。現状まだ殆どの苗が残っていますが、動きが鈍いです。特に、R. splendidumが心配で、育成灯を導入しようか考え中です。まだ種子は残してあるので来春にもう一度蒔く予定。やはりガガイモの播種は春~初夏が良いです。

Pachypodium makayense

ほぼ落葉しました。だんだん、ところどころ研磨したように丸くなってきていると感じます。それと、今年は妙に茶色っぽくなりました。これは日照の影響でしょうか。特に調子が悪いということはなく、元気なのですがね。

Haworthia luri
JDV90/43, Addo

今年の春に入手した株です。用土を見たらどこ由来のものかわかってしまいますね。元の栽培者の方に倣い(?)この株に関しては強光下で栽培中。オトンナやペラルゴニウムの間に置いています。こう見えてもカチカチです。…でも、瑞々しい株もいいですよね。このH. luriなんかは、こんもりと膨らんだ葉が立った姿もいいですよねえ。某M氏がアップしていた株みたいな。まあ、私はそういう風に作るのが苦手でして…。

そういえば、植物観察に熱中していて、窓際に置く棚の組み立てが終わっていません。


2014年10月7日火曜日

台風一過

Pachypodium makayense

台風18号の影響で天気が崩れていました。植物は全て家の中に取り込んでいましたが、私の住む地域では、雨も風も多少強い程度でした。台風がきている実感が薄かったです。台風通過後は晴天となりました。まだ吹き返しの風があるので倒れにくいものから順に外に出しています。パキポディウムは葉を黄色く染め、休眠の準備に入っています。今年も地味にゆっくり生長しまして、良い感じに肥えました。

避難中の植物

部屋に取り込んだ植物の一部をなんとなく撮影していました。まーいろいろいます。ここは窓から1メートル以上離れた場所ですが、最近は太陽の高度が下がり日が入っています。この白いテーブルを使ってよく撮影しています。左後方の銀色の物体は、自作レフ板もどきです。たまに役に立ちます。

津田紅蛇丸

このサボテン、うちでは非常に扱いやすいです。遮光にそれほど気を使う必要がなく、フェロシオールと同じ場所で栽培可能。一度も花が咲いたことがありませんが、今年も問題なく太い刺を出し生長しています。

Gymnocalycium schroederianum

光沢のある黒い肌と金色の刺が異様にかっこいいギムノです。もうちょっと強い光に当てると、紫色っぽくなります。2.5号に入りきらなくなり、ようやく3号に昇格しました。この手のギムノはまだ調べていないものも多く、今後の楽しみの一つです。

Aristolochia salvadorensis

我が家唯一のアリストロキア。購入時は3号鉢が丁度いいサイズでしたが、今は一番長い枝が80センチくらいあります。昨年液肥をたくさん与えたら急に大きくなったので、今年は控えめにしました。しかし確実に鉢増しが必要です。この植物、アパートの一室で育てるのは向いていないです。多肉やサボテンと置き場所が被らないためまだなんとかなっている状態。カーテン越しの日照で十分ですし、広々としたリビングルームで大きな鉢に植えたらかっこいいと思うのですがね(引っ越したい)。


Haworthia davidii
Payne's Hill

超気に入っているシャープな草ハオ。H. calaensisH. hisuiなどはもう本格的に動き始めているのに、本種はまだ真夏仕様となっています。そもそもこいつは初夏にいち早く活動停止していましたし、若干デリケートな印象。根は大丈夫みたいなので、徐々に回復していくと思いますが。

今週は晴れが続くようなので、配置を元に戻さなければいけません。週末にまた台風(19号)が接近する可能性がありますけどね…