2018年5月17日木曜日

2018年5月中旬

Brachystelma circinatum
Pretoria, RSA

長らく芋を完全に埋めて栽培していたため、芋の上側から発根してしまいました。これにより芋が地中で傾いてきていたので、上側から出ていた根をカットしました。昨冬は休眠させないように管理していた他のブラキステルマの道連れとなり、この株も若干の葉を残した状態で越冬しました。半休眠のような状態の時は、地上部と根の様子を見ながら、たまに少しだけ水を与えた方がいい場合もあります。あくまで栽培環境と株の状態次第です。腐りやすい植物なので加減が難しいです。



Brachytelma megasepalum
Ruvuma Prov. Tanzania

この株も落葉せずに越冬しました。春先に新たに出た茎から断続的に開花しています。



Brachystelma filifolium
Nelspruit, RSA

この株も落葉せず冬を越しました。外に置いているとずっと揺れているのでピントを合わせるのが大変です。ガガイモの花は臭いというイメージが強いと思いますが、本種の花は甘いお菓子のような香りです。気まぐれで本種の挿し木に挑戦してきましたが、なかなか難しいです。挿し木苗は、芋が形成されるまで休眠させられません。ですので、冬も温暖な環境が必要になります。昨年、夏の終わり頃に発根した挿し木苗があったのですが、冬の間に枯らしてしまいました。挿すなら春の方がいいと思い、今年も既に試してみたのですが、発根すらせずに失敗。花付きのよい種類なので、今後は結実も狙ってみようかと思います。



以下、いくつかの多肉ガガイモの様子




最近、多肉ガガは草姿だけでも結構楽しめるようになってきました。
まあ、いずれ花が咲くという前提があればこそなのかもしれません。